【読みはじめたきっかけ】
映画ジュラシック・パーク/ワールドシリーズとても好きなんです。
先日最新作の「ジュラシックワールド/新たなる支配者」を観まして、そこに初代から続く登場人物やオマージュなどが出ていました。
調べると細かな設定があることを知り、その流れで原作があることを知りました。
えー、今まで原作があることを知らなかった、と驚きまして。
きっと原作も面白いと思い読み始めてみました。
【この本を読んでみて】
科学的背景を基に、ストーリーが描かれています。
映画だけでは分からない恐竜の特徴や習性と、テーマパークに張り巡らされたIT設定があって、それをしっかり説明してくれます。
上・下巻がありますが、後半はずっと恐竜パニック状態です。
次々出現してくるところはハラハラしっぱなしだけど、ページをめくる手が止まらず、あっという間に読み切りました。
本を読んでいるのに、匂いや音にも気を配り、心臓の鼓動が聞こえてくるかのように、躍動感を味わえます。
著者は、科学の力を利用することの間違った解釈をテーマにしてるようでした。
科学でワクワクする世界を創り出せる一方で、こんな世界も待ち受けている可能性があると思うと使い方を見極める必要があります。
原作と映画でストーリーが違う部分がありますが、映画が好きな人も楽しめる作品でした。
このままロスト・ワールドも読みます。
ジュラシック・パーク(上)
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ジュラシック・パーク(下)
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