Rep_062 トレーナーも美術館へ行こう

Trainer Notes

【行くようになったきっかけ】

学生時代の美術の成績はいたって普通(むしろ悪かった?)でした。

もっとちゃんと学んでいたら良かったのにと今では深く反省しています。

そんな私ですが、ふと美術館に行きたい、と惹かれるようになりました。

コロナ禍で文化の大切さが見直されていた時期だと思います。

自分で考えたことを実行する上で、お客様やチームのメンバーへ自分の考えを伝える機会が多く、それは言葉以外の表現(絵や図など)を駆使することがあります。

そんな中アートという概念にいま自分が感じている課題のヒントがあるのでは?と思いました。

また、お客様でアート関連の仕事をされている方もいらっしゃるので、共通のお話になれば良いなという考えもありました。

【美術館で考えていること・感じていること】

静かな空間で、まるで瞑想をしてるようです。

作品を通して自己と向き合うこと。

作者の意図を汲み取ること。

その作品が制作された歴史や時代性を考えたいと思っています。

そして、それが評価されている真理を知りたいです。

自分が作るとしたら、どうするだろう、という視点にも気付かされています。

アーティストというプロの血が通った本気の作品を触れることで、熱量を感じられます。

また、展示に来ている人がどんな着眼点で作品をみているか、行動心理に触れることも好きです。

【トレーナーにおすすめできるポイント】

身体を扱うトレーナー・ヘルスケアプロバイダーとして文化や芸術に触れることは大切だと感じています。

トレーナーだから身体のこと、トレーニングのことを理解することはもちろん必要です。

ですが、物事を見る上での多様な視点も必要です。

お客様とは違う生活環境や経験が存在し、場合によっては言語や文化が違います。

それを多様性として受け入れること、もっと広い意味での「その人」について興味を持つことが必要だと考えます。

その上で、お客様に指導や説明する状況になったときに、どの手法を用いるか、言葉で伝えること以外の引き出しを増やすことができます。

思考をする上で、言語だけでなく、図や絵、彫刻など、3次元でものを見ることのきっかけに繋がります。

もし隔たりがあるのなら、私がその境界線を取り払う役目になりたいです。

【行き始めて良かった】

ビジネスの世界では自信を持って100%正解、だと前に進めることは多くないです。

自分の知識や経験をもとに不確定な要素の中でも意思決定し、行動に移す必要があります。

そのため、美術館を通して、

解釈が容易でないことに触れたいです。

経験したことない文化や思考性、正解がないものに直面することを経験しに行ってる感じです。

そして自分の可能性を広げられていると感じています。

単純に、美術館の建物や展示の構造が好きだなーと気付けました。

シンプルで余計なものを削ぎ落とされている設備、洗練された展示風景、モノクロ、幾何学模様、殺風景さが良いです。

▼ブログを書いている本日も下記に行ってきました。

東京都現代美術館
https://www.mot-art-museum.jp/
※実は年間パスポート買ってます。

開催中の展覧会
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/

一つ展示会に行くと、別の展示会紹介がされているので、最近はいきたいリストが多くなり困っています。

Follow me!

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました