【読みはじめたきっかけ】
組織を作り上げていく中で、初期〜中期においては、同じ知識や経験を共有し、仲間がさきにいて作り上げることがあると感じます。
一方で、同じ視点ばかりいるとどこかで頭打ち、もしくは違う視点があることでの発展があるのでは、と感じていました。
【この本を読んでみて】
なんとなく理解していた多様性について、科学的知見や歴史的背景を通して学ぶことができます。
これからの時代に必要な一冊だと感じました。
平均と標準化された仕組みにはもたらす利点と欠点があること。
脳の発達の順序なんかは、体への刺激がさきにあることで、それに準じた適応が起きること。
例として挙げられているのは、
火をつかうこと、言語の発達性などの技術・テクノロジーが先にあって、その適応で胃が小さくて済んだ結果脳への進化が行われたなど。
この観点はトレーニングに期待する効果にも精通するため面白い記述でした。
栄養学についても書かれているので、トレーナーはその項目だけでも読むと発見があって良いと感じます。
多様性の科学 画一的で凋落する組織、複数の視点で問題を解決する組織
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