【読みはじめたきっかけ】
Twitterで見かけて気になっていました。
著者はサッカーコーチのようだが、コーチ、指導者としての参考にしたいと感じました。
また、能力・技術の習得方法や環境要因への条件提示へのヒントとキューイングがより鮮明に理解ができるきっかけになりそうと思いました。
【この本を読んでみて】
新しい知見に触れるためにも、指導者は全員読むべきでした。
特に育成世代を担当している方には、この考えかたに触れておくことで、担当している選手も今後の活躍が期待できると感じます。
制約主導アプローチ、フランボッシュの理解が少しだけ進んだ気がします。
・トレーナー業界のトレンド?かもですが、これから求めれられる能力として、いかに外部要因や環境をデザインできるトレーナーになれるか。
・今までの古典的指導法は廃れる、しかし選手やチームのフェーズ、時期によってはありえる。(初期など)
・指導者が正しい動作を規定することで、そのほかは考えられない可能性が出てしまう。
・自分で判断する、フォームを作るのではなく結果をつくるイメージを提案。選手自身がどのようにそこへ到達するか?を考えるきっかけ作り。
・学習者ひとりひとりが自分の制約に合うスキルを探索し、学者していけるから成長を期待できる。
コンテクスチュアルトレーニングの本を読んで、正直理解がしきれなかったです。
しかしこの本を読んだ後だと、「あー、こういうことを言っていたんだな」と納得できました。
今までは正解とされるものがあって、それに合わせた指導をしていたものが、いまは正解は無数にあるけどそれに至る経緯や考え方はその人たちの数だけあるよ、というイメージで、
指導者としては、問題提示能力が求められる。
スポーツ指導者のあり方が変わる、正しいことを規定して指導することではなく、正しい環境を提示すること、やり方は本人が考えるなど。
これからの指導者に求められる能力が変わってきていると感じました。
エコロジカル・アプローチ 「教える」と「学ぶ」の価値観が劇的に変わる新しい運動学習の理論と実践
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※引用:Amazon Services International, Inc.
最近について(2023年10月2日)
※言い訳ですが、読書はしていたのですが、現在取り組んでいるビジネススクールのアサインメントに集中していまして。
読書記録をアップ出来ていませんでした。
(ようやくひと段落しそうなので、今まで読んでいました記録を順次アップしていきます。)
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