【読みはじめたきっかけ】
哲学、というと小難しい印象ですが、この方の著書は読みやすいと評判を聞いたことがありまして前々から読みたいと感じていました。
【この本を読んでみて】
正義、と一言で表すことがこんなにも体系立てられて考えることができるのだ、と驚きました。
具体的には、3つに分けられていて、
「平等」「自由」「宗教」とそれに関連した人物に沿ってストーリーが進んでいくため、すっと理解しやすく読みやすいです。
哲学なんて、日常生活においてどんな風に関連するのか?と考えていましたが、
この本のおかげで、自分がなにかを判断する上での基準が、この3つに該当していることに気づくことができました。
俗にいう「トロッコ問題」についても考える知見を与えてくれてます。
ラストのオチも含めて好きでした。
ぜひ、著者の他の本にも挑戦したいと感じています。
コメント