【読みはじめたきっかけ】
著者のケン・ブランチャードさんの本が好きで読んでいます。
以前にシリーズで顧客サービスやエンパワーメントを読んだので、次にこちらの本を手に取ってみました。
1分間顧客サービス―熱狂的ファンをつくる3つの秘訣
https://naoya-kaneko.com/2022/10/23/book-list-2022-45/
社員の力で最高のチームをつくる―――〈新版〉1分間エンパワーメント
https://naoya-kaneko.com/2022/12/25/book-list-2022-54/
【この本を読んでみて】
この本が1980年代に書かれていることに驚きです。
現代にも、もちろん通じる要素がいくつもありました。
ストーリーになっているので、他のシリーズ同様話がイメージしやすく、随所の例え話がわかりやすいです。
大きく3つのカテゴリーに分けられて、
1.目標設定
2.部下の褒め方
3.間違いの正し方
で抜群の分かりやすさを発揮してくれます。
以下、本文引用と自分メモです。
部下に対してのフィードバックの焦点の当て方、ボーリングのピンが何本倒れたかではなく何本ミスして残ったか。
クジラのショーの話、どうやってロープを海面から高く飛び越えさせるのか。
叱責の場合はその場で行い、沈黙を上手に使うこと。
部下に対してどんな期待をしているか、どんな感情を抱いたか、人間としての当人の価値を攻撃しない、行動に焦点を当てる。
マネージャーは、部下がよくわかるように言おうとしない。
当然それをわかっていることとして、説明することを放棄している。
挙げ句の果てにはどうかうまくいくようにと祈っている。というのは痛烈な皮肉だなと感じました。
管理する上で、人間の行動と価値とは同じものではない。
1分間マネジャー
https://amzn.to/3WMClU0
私が読んだのは、旧版でしたが、新版がありました↓
新1分間マネジャー
https://amzn.to/40mJf5J
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